先々代の懐かしいうちわ
近所の方が、昔のうちわを持ってきて下さいました。
はっきりと何年のかわかりませんが、先々代の時の『うちわ』です。
先々代の「野場 髙吉」の名が書いてあります。
景品か、宣伝かでお配りしたのでしょうか。
昭和三十年代以前のうちわ
とても綺麗な状態ので、
しっかりと奥にしまって下さってたのでしょう。
碧海郡時代の高香園
住所を見ると・・・
豊田市ではなく、碧海郡。
この辺りは昔、刈谷市や、安城市などと一緒の碧海郡でした。
昭和40年に高岡町吉原は、碧海郡から豊田市へ編入されたので、
昭和30年代以前のうちわの様です。
電話高岡呼一四番。
今では考えられない番号です。
とても懐かしい気持ちにさせてくれる『うちわ』です。
せっかくなので、現在、店舗に飾ってございます。
宜しければ、御覧になって下さい。
年末・年始の営業のお知らせ
今年もあとわずかになりました。
皆様のお陰で、無事1年を終える事が出来、大変ありがたく思います。
高香園の年末・年始の営業は、
1月1日のみ休業で、
年末31日まで無休。(朝9:00~夜8:00)
年始2日・3日(朝9:00~夜6:00)
4日(朝9:00~夜8:00)通常営業
となります。
皆様のご来店をお待ちしております。
愛知県の講座『アグリフォレスト・パブリシストと茶農家の意見交換会』を行いました
12月6日、愛知県豊田加茂農林水産事務所主催の
『アグリフォレスト・パブリシストと茶農家の意見交換会』を行いました。
16名の方が、来て下さりました。
まずは、茶園の見学。
茶の栽培についてお話をしました。
自然仕立ての茶園と幼木茶園を見て頂きました。
左が自然仕立ての手摘みをする
樹齢30年程の成園。
右が、今年植え替えた幼木茶園。
右の幼木は、樹齢50年の成園を抜根し、今年植え直しした木です。
今年植えた茶の苗は、5年たたないと収穫できません。
苦労話など色々なお話をしながら、高香園店舗へ。
手摘みの抹茶を飲んで頂いたり、
手摘み茶めしを味わって頂いたり。
お茶摘みのお話をしたり、想いを語ったりしながら、
これからのお茶について、意見交換をいたしました。
とても充実した時間となりました。
参加して下さった方々、ありがとうございました。
※茶めしとは、クリック
三河地方の茶処の食べ物で、昔は人が集まる時などに振る舞るまいました。
全国に茶めしは色々ありますが、この地方の茶めしは、碾茶(抹茶)を挽く前の茶葉を使います。
今年の春に新しく植え替えた、手摘み抹茶の茶園の冬支度をしました。
今年の春に新しく植え替えた茶園に、
堆肥とワラを敷き詰めて、冬支度をしました。
冬支度をした新植茶園
有機物の補給と、冬の乾燥と寒さから守るための冬支度です。
今年の秋は、愛知県に台風がいくつも接近しました。
その為、茶の苗5,000本が全て傾いてしまい、
二度も手作業で苗を元に戻さなければなりませんでした。
台風で傾いた茶の苗
一本一本手作業での修復作業
今年は干ばつや台風など気象の変化がはげしい年でしたが、
これから冬の寒さと、この地域特有の北西の季節風・伊吹おろしがやってきます。
厳しい冬を乗り越えて、元気に育って欲しいものです。
美味しいお茶のいれかた教室を開催しました。
11月22日に豊田市立猿投中学校にて
小中学校の先生方を対象にした
美味しいお茶のいれかた教室を開催しました。
お茶のいれかた教室
茶農家ならではのお茶摘みの話や、苦労話を交えながら、
普段のお茶が、ぐっと美味しくなるコツなどをお話しました。
「お茶のいれかた教室」を開催希望の方は、
お問合せメールにてご連絡をお願いします。
高香園の店舗でも、年が明けましたら開催する予定です。
詳細が決まりましたら、ホームページでお知らせ致します。